配信を終了しました。
6/19に開催した「梅雨・夏山の気象」を学ぶオンライン講習会の講義動画の有料配信を開始しました。
まだ梅雨のような日も続きますので、このタイミングでぜひ動画を閲覧して、安全な登山に役立ててください。
初級編「これだけは知っておきたい!夏山の天気入門と梅雨の気象リスク」
講師:渡部 均氏
説明:梅雨から夏にかけては、積乱雲(=落雷や強雨をもたらす雲)の発達に注意が必要な季節。
初級編ではこの時期の天気の特徴、注意すべき気圧配置や、「登山前」「登山中」に確認すべき点などを学びます。
地上天気図の見方など基礎知識は一からじっくり解説しますので、これまでの講習に参加していないけれど、夏山に備えてしっかり勉強しておきたい…という方にもおすすめです。
講義内容詳細
Part1. 梅雨期の天気と、気象リスクや気圧配置
- なぜ梅雨前線ができるのか?従来型と近年型のそれぞれのメカニズム、雨の降り方
- 梅雨前線で特に気をつけるべきエリア
- 梅雨の晴れ間を狙うポイント
Part2.夏山の特徴と、落雷・強雨から身を守る方法
- 夏の気圧配置
- 積乱雲が発達しやすいエリア
- 山麓は晴れているのに山では雲がかかることがあるのはなぜ?
- 山谷風とは?
- 「大気が安定」「大気が不安定」とはどういう状態?
- 天気予報で注意すべきフレーズ
- 登山前にわかる、落雷や局地豪雨が起こりやすい気圧配置3つ
- 登山中は空を観察して危険を予測しよう
- 雷・短時間強雨の前兆
- 土砂降りの際に近づいてはいけない場所は?
- 雷の性質:金属でも木製でも落ちる
- 雷の危険がある場合、どこへ避難するべき?
- 雷に遭遇した場合、どういう行動を取るべき?
お申し込み
中級編「高層天気図から予想する梅雨と夏山の気象リスク」
講師:渡部 均氏
説明:梅雨や夏の時期の気象リスクは、地上天気図だけでは把握することが難しい場合も。
しかしながら、高層天気図も併せて確認することで、より的確なリスクマネジメントへ繋げることができます。
中級編では、初級編で学んだ内容をさらに深めつつ、500hPaの気温予想図、850hPa相当温位予想図などを用いて、どのような点に注目すべきかをじっくりと学んでいきます。
また、地形図なども併用し、実際の登山を想定した演習問題も用意しますので、より実践的な学習内容となります。
講義内容詳細
Part1:梅雨期の集中豪雨を予想しよう
- 梅雨前線による気象災害
- 梅雨前線のポイント
- 集中豪雨のリスクを予想する
- 相当温位・風予想図
Part2:強風帯の位置を予想しよう
- 梅雨前線と強風になるエリアの位置関係
Part3:落雷、短時間強雨のリスクを予想しよう
- 大気が不安定、とは
- 落雷や局地豪雨が起こりやすい気圧配置
- 危険な気圧配置に当てはまらず、地上天気図だけでは分からないこともある
- 上層の寒気、下層の暖かく湿った空気をどうやって検知するか
- 実習編:2021年8月12~14日の事例(東日本~西日本で記録的な大雨)
- その期間に上高地から前穂高への登山を計画していたとして、地上天気図、雨雲レーダー、850hPa相当温位・風予想図、地形図を使って、ルート上のリスクを想定する。
お申し込み
初級編・中級編セット
初級編と中級編がセットで、個別にお申し込みいただくよりもお得となります。
お申し込み
諸注意
お支払い方法
講義動画、および、講義資料について
- 講義動画の著作権は株式会社ヤマテン、および、やまスクを運営する株式会社NGCSに帰属します。
- 講義資料の著作権は株式会社ヤマテンに帰属します。
- 講義動画および講義資料は、閲覧料をお支払になった方にのみご提供いたします。
- 閲覧は閲覧料をお支払いになった方ご本人限定とし、公開、複製、転売、他の方への配布は固くお断りいたします。また、講義動画のダウンロードにつきましても固くお断りいたします。
- 講義資料ダウンロードURL、および、講義動画は閲覧期限を1か月としています。1か月経過後、アクセスできなくなります。*一度ダウンロードしていただいた講義資料PDF自体には閲覧期限はございません。永続的にご覧いただけます。