10/23に開催した「冬山の気象」を学ぶオンライン講習会の講義動画の有料配信を開始しました。
初級編「天気予報の利用方法」
講師:渡部 均氏
登山者であれば、必ず事前に天気予報を確認するもの。
しかしながら、天気予報を見ていても遭難する事例があったり、同じ天気予報でも、ルートによって想定すべき気象リスクが異なったりと、受け手の判断が問われる場面も。
初級編では、天気予報をただ見るのではなく、いかにして安全登山の一助とするか、登山計画段階~登山中の行動まで含め具体的な活用法を学んでいきます。
講義内容詳細
- 天気予報を見るだけではダメ?
- 山麓と山頂で天候が異なるときに気象遭難が多発
- 登山ルートによる気象リスクの違い
- ヤマテンの予報の特徴
- ヤマテンのおすすめ利用方法
- ヤマテンの予報を「信じて」登ればOKか?
- 気象遭難を防ぐための2本柱:登山前、登山中に
- ケース1 :低体温症のリスクを想定する
- どういう気象条件で低体温症が進行するか?
- ケース2 :落雷と局地豪雨のリスクを想定する
- 落雷と局地豪雨をもたらす雲
- 雲には“やる気”がある雲とない雲がある
- 落雷や局地豪雨が起こりやすい気圧配置
- 雷・短時間強雨の前兆
- どこに避難するべきか?
- 引き返しポイントの設定
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中級編「専門・高層天気図の見方」
講師:渡部 均氏
ヤマテンで閲覧できる専門・高層天気図は、使い方を覚えるととても便利。
特に、地上天気図を読めるようになってきたら是非とも覚えたいのが、高層天気図です。
天気予報でよく聞く「上空の寒気」「上層の気圧の尾根・谷」など、天気は上空の気象状況に大きく影響を受け、それを把握するためには高層天気図が欠かせません。
中級編では、専門・高層天気図の基本的な見方から、実際の気象リスクを予想するためのポイントまで解説します。
講義内容詳細
- ヤマテンで見られる専門・高層天気図
- 地上天気図・降水予想
- 850、700、500hPa各高度の気温・風予想
- 500hPa渦度・高度
- 850hPa相当温位・風予想図
- 天気ガイダンス・雷ガイダンス
- 雨、雪判断の方法
- 積乱雲(落雷や短時間強雨をもたらす雲)が発達するのは、大気が不安定なとき
- 落雷や短時間強雨のリスクを予想
- 500hPa高度予想図から読み取ること
- 気圧の谷と尾根を見つけよう
- 上層の谷と地上の低気圧との関係
- 上層の寒気と温帯低気圧の発達
- 相当温位+風予想図の見方
- 専門・高層天気図を見る時のポイント
- 立体的にイメージすることを意識してみよう
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初級編・中級編セット
初級編と中級編がセットで、個別にお申し込みいただくよりもお得となります。
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諸注意
講義動画、および、講義資料について
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