2023/06/11に開催した「梅雨・夏山の気象」を学ぶオンライン講習会の講義動画の有料配信を開始しました。
ぜひ動画で学んで、安全な登山に役立ててください。
初級編「これだけは知っておきたい!夏山の天気入門と梅雨の気象リスク」
講師:渡部 均氏
梅雨から夏にかけては、積乱雲(=落雷や強雨をもたらす雲)の発達に注意が必要な季節。
初級編ではこの時期の天気の特徴、注意すべき気圧配置や、「登山前」「登山中」に確認すべき点などを学びます。
必要な基礎知識は一からじっくり解説しますので、これまでの講習には参加していないけれど、夏山に備えてしっかり勉強しておきたい…という方にもおすすめです。
講義内容詳細
- 梅雨期の天気の特徴や、梅雨前線のリスク等を学ぼう
- 夏の天気の特徴を学ぼう
- 危険な気圧配置を覚えよう
- 雷雨に遭遇した場合の回避行動について学ぼう
- Part1. 梅雨期の天気と、気象リスクや気圧配置
- 前線とは
- ・ぶつかりあう空気の性質、ぶつかりかたによって、4種類に大別される
- 梅雨時期の雨の降り方(従来の場合)
- 梅雨期の雨の降り方(近年の場合)
- 梅雨前線による気象災害
- 注意すべき箇所
- 台風+梅雨前線(秋雨前線)のリスク (2023年6月2日の大雨の例)
- 梅雨前線と強風・暴風
- 強風地帯を予想する
- 梅雨の晴れ間を狙おう!
- Part2 .夏山の特徴と、落雷・強雨から身を守る方法
- 夏の気圧配置
- 山麓は晴れているのに、山では雲がかかることがある
- 落雷と局地豪雨をもたらすのは●●●
- 大気が不安定なとき
- 大気が不安定なときにできる雲
- 天気予報の次の言葉に要注意!!
- 落雷や局地豪雨が起こりやすい気圧配置
- 雷・短時間強雨の前兆
- どこに避難するべきか?絶対に近づいてはいけない場所を知ろう
お申し込み
中級編「衛星画像や高層天気図から予想する梅雨と夏山の気象リスク」
講師:渡部 均氏
梅雨や夏の時期の気象リスクは、地上天気図だけでは把握することが難しい場合も。
しかしながら、衛星画像や高層天気図も併せて確認することで、より的確なリスクマネジメントへ繋げることができます。
普段なかなか学ぶ機会のない850hPa相当温位・風予想図なども使い、どのような点に注目すべきかをじっくりと学んでいきます。
講義内容詳細
- 梅雨期にしばしば発生する集中豪雨のリスク→●●●で確認
- 山においては、梅雨前線は強風や暴風を伴うこともある→リスクを●●●、●●●hPaの天気図で確認
- 積乱雲が発生しやすい気圧配置でなくとも、雷雨となることがある→リスクを●●●、●●●hPaの天気図で確認
- 危険な雲(積乱雲)の発生を、●●●からいち早く把握
- Part1:梅雨期の集中豪雨を予想しよう
- 梅雨前線のポイント
- 2020年7月6日の大雨の例:九州で氾濫・浸水害・土砂災害など多発
- 集中豪雨のリスクを予想する
- 2020年7月28日新潟県など東北南部で大雨
- 2021年7月3日熱海で豪雨による土石流発生
- 現場で雨雲レーダーから落雷や豪雨を予想しよう
- 北アルプスで増水した沢を渡渉して遭難 2014 年 8 月 15 日
- Part2:強風帯の位置を予想しよう
- 上層の強風軸の位置
- 梅雨前線と強風・暴風
- 地上天気図では等圧線があまり狭くなっていなくとも、強風や暴風となることがある
- Part3:落雷、短時間強雨のリスクを予想しよう
- 落雷や局地豪雨が起こりやすい気圧配置
- ●●●を使って落雷・局地豪雨のリスクを予想
- 2021年7月21日東日本各地で雷雨多発
- 2019年5月4日鍋割山(丹沢)で落雷事故
- Part4: ●●●で、積乱雲の動向を確認しよう
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初級編・中級編セット
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