2023/09/03に開催した「秋山の気象」を学ぶオンライン講習会の講義動画の有料配信を開始しました。
ぜひ動画で学んで、安全な登山に役立ててください。
初級編「秋山の天気と低体温症を防ぐための知識」
講師:渡部 均氏
楽しい夏山シーズンが終わり、次は紅葉の美しい秋山を!と楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、山においては雪が降る可能性があったり、秋雨前線による大雨、低体温症のリスク、台風の接近などにも注意が必要な季節です。
初級編では秋山の気象の特徴や注意点を解説し、秋雨前線のリスクを回避したり、低体温症に陥りやすい状況を見極める方法、台風の特徴とリスク、進路予想図の見方などを学んでいきます。一から解説していきますので、今回が初めての受講となる場合でもお気軽にご参加ください。
講義内容詳細
- まとめ
- 秋山において最も注意すべきなのは、低体温症による事故。これを防ぐための知識を学ぼう
- 台風が接近しやすい季節。進路予想図の見方や、特に危険な気圧配置について学ぼう
- PartⅠ.平地と山で天気が異なる理由&地上天気図の見方
- 雲はどうしてできる?
- 風向を天気図から調べよう
- ●●から風が吹くと山の天気は崩れる
- PartⅡ.秋山の注意点&低体温症による事故を防ぐための知識
- 秋山では、いつ降雪があってもおかしくはない
- 低体温症とは
- どういう気象条件で低体温症が進行するか?
- 3条件が重なるときに、低体温症が進行しやすい。
- この3条件が揃いやすい気圧配置とは?
- 実際の事例
- PartⅢ.秋雨前線&寒冷前線のリスクを予想
- 秋雨前線の動向に注意(晩夏~初秋)
- 北アルプスで増水した沢を渡渉して遭難した事例
- 2021年8月お盆期間の記録的な大雨の事例
- PartⅣ.台風進路予想図の見方&危険な気圧配置
- 台風とは
- 台風経路図(進路予想図)の見方
- 山岳での台風のリスク
- 台風はそれぞれ個性がある
- 特に危険なパターン
- 実は、台風通過時の遭難事故はそれほど多くない
- 台風が来たら即、諦めるのが良策?確かに最も安全な判断。でも、すぐに諦めてしまうのは早いかも。
お申し込み
中級編「高層天気図から予想する秋山と台風の気象リスク」
講師:渡部 均氏
中級編は高層天気図を使い、秋山において特に注意が必要な低体温症のリスクや、台風の気象リスクなど、初級編で学んだことをさらに深める内容となります。
風の強まり具合、上空の寒気の動向、台風の進路を左右する太平洋高気圧の動向などの見方を学ぶことで、より具体的に秋山の気象リスクを予想できるようになります。
実習の時間も用意しますので、実践的に学びたい方にもおすすめです。
講義内容詳細
- まとめ
- 秋山の気象リスクの予想(秋雨前線に伴うリスク、低体温症など)
- 台風の注意すべき点を理解
- PartⅠ.秋山の気象リスクを高層天気図から読み取ろう
- 秋雨前線の動向に注意(晩夏~初秋)
- 秋雨前線のリスクを予想しよう
- ●●図でチェック
- 2021年8月お盆期間の記録的な大雨の事例
- 2022年8月13日前線+台風による大雨の事例
- 低体温症になりやすい3条件
- 予想天気図から荒天を予想
- どの程度荒天になるか、どの程度の降雪(積雪)となるかは●●の寒気の動向によって大きく変わる
- 寒気が強ければ強いほど荒天となり、降雪量も増える傾向
- 注意が必要な●●の寒気の目安
- 実習:立山三山の気象リスクを考えよう
- 安全登山における2本柱
- 1:登山前の計画
- 2:登山中の行動
- PartⅡ.台風の進路を高層天気図から予想してみよう
- 山岳での台風のリスク
- 台風から離れたところでも大雨になるパターン
- 台風の注意点
- 進行方向の●●側で特に注意が必要
- 北アルプスで大荒れになる可能性が高い進路、そうでない進路
- 台風の進路を高層天気図から予想
- なぜこのような進路を取ったのか考えてみよう
- 強風軸の位置を見つけよう
お申し込み
初級編・中級編セット
初級編と中級編がセットで、個別にお申し込みいただくよりもお得となります。
お申し込み
諸注意
講義動画、および、講義資料について
- 講義動画の著作権は株式会社ヤマテン、および、やまスクを運営する株式会社NGCSに帰属します。
- 講義資料の著作権は株式会社ヤマテンに帰属します。
- 講義動画および講義資料は、閲覧料をお支払になった方にのみご提供いたします。閲覧は閲覧料をお支払いになった方ご本人限定とし、公開、複製、転売、他の方への配布は固くお断りいたします。また、講義動画のダウンロードにつきましても固くお断りいたします。
- 講義資料ダウンロードURL、および、講義動画は閲覧期限を1か月としています。1か月経過後、アクセスできなくなります。
*一度ダウンロードしていただいた講義資料PDF自体には閲覧期限はございません。永続的にご覧いただけます。