2024/03/10に開催した、春山の気象を学ぶオンライン講習会の講義動画の有料配信を開始しました。
ぜひ動画で学んで、安全な登山に役立ててください。
初級編「高気圧・低気圧と前線」
講師:渡部 均氏
テレビのニュースなどでもおなじみの高気圧、低気圧、前線。春はこれらが次々と日本付近を通過する季節となります。
初級編では、知っているようで意外と知らない?それぞれの特徴や種類、想定される気象リスクについて学んでいきます。
講義内容詳細
- 気圧って何?
- 地上天気図とは
- 高気圧と低気圧の違い
- 風向きを天気図から調べる
- 天気はどうして崩れるの?
- xxxから風が吹くと山の天気は崩れる
- 高気圧で天気が良くなるエリア、注意が必要なエリア
- 低気圧
- 南岸低気圧
- 日本海低気圧
- 二つ玉低気圧
- 低気圧で注意すべきエリア
- 前線の種類と性質
- 温暖前線、寒冷前線のポイント、雨や悪天候となるエリア
お申し込み
中級編「春山と低気圧の発達」
講師:渡部 均氏
春山において特に注意したいのは、低気圧が急速に発達しながら通過した後、冬型の気圧配置となる時で、低体温症による死亡事故が多発しています。
中級編ではこの低体温症を中心に、気象リスクを予想する方法について、高層天気図を用いて、過去の事例も交えながらポイントを学んでいきます。
講義内容詳細
- 春山のリスク
- 低体温症、湿雪雪崩、沢の増水、落雷
- 中でも低体温症による気象遭難事例が圧倒的に多い
- 学ぶこと
- 低体温症について、高層天気図も使ってリスクを予想していく方法を学ぼう
- 春山における大雪や落雷のリスク予想について学ぼう
- 各低気圧の特徴・位置関係による影響、大荒れの天気となるケース
- 日本海低気圧
- 南岸低気圧
- 二つ玉低気圧
- 低体温症とは
- 低体温症が起きやすい気圧配置
- リスク対策:ターニングポイントの設定・避難場所の確認
- 白馬岳遭難事例
- 高層天気図で注意すべき点
- 500hPa
- 700hPa
- 850hPa
- 鳴沢岳遭難事例
- 低体温症のリスクを予想する3つのポイント
- 季節はずれの大雪
- 雨・雪の判断方法
- 春の大型連休における鍋割山(丹沢)での落雷事故
- 高層天気図を使って大気が不安定かどうかを調べよう
- 寒冷前線と天気の崩れ方
- 850hPa相当温位・風予想図で見るポイント
- 実習編:2021年GWに低体温症の事故が複数発生
- 5/1:赤岳
- 5/3:槍ヶ岳
- 5/3:岩手山
- 天気図は予想時と大きな変化はなし。自分だったら、どうリスクを予想する?5/1~3に登山計画を立てていた場合、どう行動する?
お申し込み
初級編・中級編セット
初級編と中級編がセットで、個別にお申し込みいただくよりもお得となります。
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